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引きこもりだった男の異世界アサシン生活  作者: 服部正蔵
第1章 ファリス森林
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第11話 成長


翌朝、目が覚めるとすでに洞窟の外は明るくなっていた。


「よく寝たなぁ……まさか異世界にきて初めての夜にこんな熟睡できるとは。

 よっぽど疲れが溜まっていたのか、それか単純に俺がずぶとい性格だったのか」


とりあえずよく寝たことで疲れはとれたみたいだ。

そうだ、MPはどうなっているだろうか。回復しているといいのだが。


「ステータス!っと」


佐藤悠馬level4

HP70/70

MP50/50

力14

体力14

素早さ8

幸運38



「おおお、やはり寝ることでMPは回復するようだ!」


MPがいくつ回復するかはわからないがこれがわかったことは大きな収穫だ

今度MPを0近くまで使い切って寝てみていくつ回復するか確認するのもいいな

0まで使わないのはなにがあるかわからないからだ 


「よし、とりあえず朝飯でも食うか パプゴは昨日食べた残りが少しある 

 それを朝飯にしよう。」


ほんの数分でパプゴは食べ終わってしまった


「やはりあれだけじゃ足りないな、またあそこに取りにいくか

 ついでにラビッツも少し狩っておくか、もしラビッツが大量にでたり

 俺の手に負えないような魔物がでた場合は全力で逃げよう・・

 気配遮断をつかえば逃げられない魔物はそうはいないはずだ。」


そうときまれば準備をしなきゃな

まぁ準備といったところで持っていくものはナイフくらいしかないのだが・・


「よし いくか」


そうして俺は昨日と同じ道を歩き始めた


そしてしばらく歩いて昨日の場所についた


「ふぅ・・やはり昨日より疲れないな・・やはりレベルは偉大だ

 一匹ラビッツを討伐するだけでこれだからな

 まぁ俺は経験値20倍があるので20匹討伐したようなものだがな」


そうして俺は昨日と同じように草むらに隠れた 


「こうやって見ると俺の戦闘スタイルって絶対戦士とかじゃないよなぁ

 どう考えてもアサシンとか殺し屋だ・・・」


しばらく時間がたっただろう 目の前にラビッツがやってきた

昨日倒したやつよりは大きいが俺がはじめてあったやつよりは小さいな

とりあえずステータスを見た結果昨日と同じlevel2だった


「ふむ・・・こいつなら余裕だな・・いくか」


小さな声で「気配遮断」とスキルを発動した


昨日と同じようにラビッツの背後に近寄っていく


そして背後から首にむけてナイフを刺し入れた


「ギィ・・」


ラビッツは小さな声をあげて絶命した


「よし・・・成功だ・・」


そしてlevelが上がった影響がここにも表れていた


「ふぅ・・力があがったお陰でそこまで力をいれずに倒すことができた

 それに昨日よりナイフが手になじんでいる感覚がある、

 これはおそらくスキルの短剣術の効果だろうか・・便利なものだ」


おっとlevelの確認をしないとな


「ステータスオープン、、」


佐藤悠馬level6

HP85/85

MP60/60

力20

体力20

素早さ12

幸運50


「おお またかなり上がっているなぁ スキルと称号は変化なしか

 相変わらず素早さだけは低いな・・・ 

 本当に気配遮断があって助かった・・

 そして相変わらずの幸運 すごい伸びだ・・」


さて ラビッツの死体はどうするか 洞窟に一匹おいてあることだしこいつは

そこらへんにでも捨てておくか こういうときアイテムボックスなどが使えたら

便利なのだろうがさすがにそこまでうまくいくわけ・・・


{アイテムボックスlevel1を取得しました}





・・・・・やったぜ!




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