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玉篠 波の詩  作者: 玉篠
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△ ☆ 青の都     ~ 滋賀県・信楽(しがらき)にて ~

空の青

山の青

田畑の青


それらの青の懐に

古の都は残っている


焼き物の郷


そちらのほうが名高いがゆえに

ここに古の都があったことを知る人も・・・

都の跡をたずねる人も 今となっては数少ない・・・

古き都はたたずんでいる


千年以上も昔

なぜに

聖武の(みかど)

この地に都を移そうと思われたのか・・・


淡海の海からも遠く

聞こえるのは小川のせせらぎと蝉の声という

のどかなこの場所に


焼き物の郷


という、キャッチフレーズがなければ

とっくに人の心から忘れ去られていてもおかしくはない

静かなこの場所に


なぜ・・・

都を・・・


大地の色

焼き物の色

稲穂の色


それらの色の交わるところに

(いにしえ)の都は残っている


変わることない人の営みを

語ることなく眺めている

先日、某組合の無料旅行で、滋賀県の信楽と伊勢神宮に行きました。

その時、信楽にて思いついた詩です

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