暇過ぎる!
初めて書くので文脈がなってません!
ごめんなさい!
少し夏の気配を感じる昼下がり、
見慣れた風景と飲み慣れたお茶
いつもと何ら変わりのない時間を過ごす
そんな私は、
リルトンバルーム王国では名の知れた由緒正しき
レッドモンド伯爵家の娘アレクシア・レッドモンドである。
「今日も平和ですわ~」
違う!平和なんかじゃない!暇なだけ!
外に出るのも家の敷地内だけと制限され
社交界デビューの時も彼奴はダメ奴はよいと
口出しされ行動に制限をかけてくる。
「お嬢様の場合は暇ですわ~!があってるのでは?」
「うるさいわね」
今しゃべりかけてきたのは、幼いときより私の
専属世話係として働いているアンナ・トロシーだ。
私より2歳年上の頼れるお姉さん的存在だ!
「でも、確かに暇ですわ~!牧場の羊の気分だわ………」
「読書でもなさいますか?それとも庭を散歩なさいます?」
「どちらも嫌!つまらないわ!」
「そう言われましてもそれぐらいしかする事がありま…」
「あっ!そうだわ!」
私はアンナの言葉を遮り立ち上がった
「何です?急に立ち上がって、ビックリするじゃありませんか!」
「そうよ!そうだわアンナ!」
アンナは急に何だという顔で私を見ている。
「今日はあれがあるじゃない!」
「あれって…」
アンナは意味が分からないと少し考えハッとする。
「まっまさか!華涼祭の事ですか?」
「そうよ!華涼祭!」
華涼祭とは春の見納めと初夏の訪れを祝うお祭りで、5日間行われる。1日目は王城近くの街で春の終わりを告げるパレードが行われ、2日目は初夏の訪れを告げるパレードがあり年に一度貴族と民の境界がとかれ華の舞踏会が催される。
3日、4日目はほぼどんちゃん騒ぎで祭りを楽しみ
5日目は静かに作物の豊作をグリント神にお祈りをする
そんなお祭りである。
「ダメです!いけません。」
「お願いよアンナ!一度でイイの他の人に混じって
お祭りを楽しんでみたいの!だからお願い!」
私は必死でアンナに懇願した。私はこの暇で暇でしょうがない状況をなんとかしたい一心だった
「………………。」
お嬢様が一度言い出したら何を言っても無断……。
しょうがない!
「条件付でなら良いでしょう!」
「本当に!」
「旦那様は今日は9時頃お帰りになると伺っているので
8時までには帰ること!それと危険な事は絶対にしないこと!もし、なさいましたら即その場で帰宅致します!
よろしいですね!」
「わかったわ!約束する。」
やったわ!華涼祭にいける。私は早く夕方にならないかしら
と待ちわびまた。