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タバコ屋店長
耳にアラームの音が響く。まだ起きたくないと思いつつゆっくり目を開けた。今日は土曜日だけど俺には仕事がある。
「あーだるい」
そう呟く。大学を卒業してはや2年。俺は親の店を継いで今はタバコ屋とかいう変な職に就いている。まともに稼げやしないけど一応親の形見だし、、、
時間ってのはいつも俺を待ってくれない。もう開店の時間が近い。急いで身支度を済まし、雑務を軽く片す。まぁ開店時間に合わせたところでどうせ客も少ない。俺はこれから軽く3時間以内には客が来ないと確信しポケットに忍ばせていた文庫本取り出し読み始めた。10分ほどすぎただろうか。ドアにつけていたベルが鳴る。思わず声が漏れる。客が来たのだ。この町は1日に電車が三本ほどしか通らないほどの田舎だし、しかもうちの店はこの町の村長にもつい最近知られたほどに無名で不人気な店だったからだ。
なんだか嫌な予感がする。
初めてのオリジナル小説なので暖かい目で見てください。