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第6話 にらばなな

かつて、最も美しいとされる魔王がいた。しかし今、彼女はただの幼き少女、イネインとして静かな森の中で穏やかな日々を送っている。この物語は、そんな彼女が日常の中で出会う小さな幸せや、心温まる出来事を通じて、毎日に彩りを加えていく物語です。読者の皆様にとって、この物語が日々の嫌なことから離れ、ほっと一息つける場所となりますように。

メイド姉妹の長女セラと、四女ミリアがアンデットの剣士と戦った話を聞いたのだけれど…


「私たちがやっつけたあとは土に帰りました。以上です。」


「ああ、ありがとう…。」


土から復活する気配を見せないアンデットは人工物であるというのが相場だ。でもそれより遥かに気になることがある。


「それで、これは…」


私は目の前に出された飲み物が気になって仕方がなかった。透き通った緑色の液体からかすかな音を立ててきめ細かな気泡が浮かび弾けては消えていく。甘い香りを纏うこの魅惑の炭酸水は間違いなくメロンソーダである。


「ミリアが本を見て再現した飲み物だそうですよ。綺麗ですね。」


ずいぶん前に遠い町で飲んでからの私の大好物が突如目の前に。人間は何て美しい、そして、なんと恐ろしいものを作り出してしまったのだ。実に理にかなった方法だ。この私を毒殺するための。


「ああそれと、その時アンデットが溶けていった地面の土を一応持ってきたのですが、どうしましょうか。」


セラから土を受け取った。変なにおいがすると思ったらこれか。ミミに花でも育ててもらうのに使って貰おう。炭酸が消える前にこのメロンソーダを飲まなければ。いただきます。


…にが


「うん、なかなかおいしい。」


何処かで誰かが微笑んだ気がした。


イネインと彼女の愛らしい仲間たちとの日々は、のんびりとしながらも新たな物語へと続いていきます。彼女たちの生活は、決して派手ではないものの、その中には暖かみと、時には新たな展開への進展も隠されているかもしれません。この物語が、一息つきたい方に安らぎを与えてくれたなら、筆者としてこれ以上の喜びはありません。読んでくださった皆様、心から感謝申し上げます。

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