03 カミスとチーム
モノカが訪ねてきてくれたのは、今後の僕たちの在り方についての相談でした。
お互いのチーム同士の交流を、今まで以上に密にしたいってことだそうです。
各チームのメンバー、みんなをそれぞれ状況に合わせて行き来させちゃう。
もちろんモノカが、チームカミスに同行しちゃうのだってアリ。
つまり、もっといっしょにいようねってことだよね。
でもそれって、僕はすごくうれしいんだけど、チームモノカのみんなは大丈夫なのかな。
「みんなから、後押しされちゃった……」
そっか、やっぱりチームモノカってすごいな。
お互いを想いあう信頼感が、半端じゃない。
「あら、もちろん私たちチームカミスのみんなの、モノカへの信頼感だって負けてはいませんわ」
えーとエルミナ、今までの会話の流れだと、僕への信頼感を語ってほしいな……
「お互いのリーダーが行き来するとなれば、チームモノカの乙女たちに取り囲まれたカミスが右往左往している状況しか思い浮かばんのだが」
ひどいよシスカ、でも確かにそうなっちゃう可能性が高いんだよね……
「モノカお姉さまとずっといっしょに冒険できるなんて、夢のようですっ」
すごいなクリス、本当にいつもブレないよね……
「ハルシャはマクラお姉さんといっしょに、大冒険したいなっ」
そうだねハルシャちゃん、大冒険もお勉強もお料理も、今までよりいっぱいできちゃうよね。
「エルサニアの冒険者の皆さんは、こんなにも自由なのですね」
どうかなシェルカ、これってモノカの周りに集まった人たちに特有の空気って感じもするよ。
「末長く、よろしく、です」
よろしくね、モノカ。
今度は僕の相談ごと、聞いてもらえるかな。