幸せって案外一年もたないのね。
人って意外と40Kgなくても死なないのよ。軽いとふわふわして生きてる感じがしないから、結構好き。
カーテンを締め切って、蛍光灯の光をつけっぱなしにするの。正午を丑三つ時と勘違いして。さんしょくなんて直ぐに食べるき無くなるの。
好きな歌で心が弾まなくなるみたいに、好きな人なんて簡単に消えちゃうし、大切な人なんて忘れちゃうから。いまなら誰かとわかれても悲しめないかもしれない。
あんなに好きな声で泣けなくなったみたいだし。誰かの好みで髪を切ったりしてみたかったなんて、もう思えないけど。何となくで好きな人とわかれて、わざと苦しませることを言っても、苦しんでる姿に何も思えないような。やっと人形に戻れたのに、まるで嬉しくないみたいに。ものってこんなに楽なのねなんて思ってる。
今度は夢を見せる残酷な魔女じゃなくて、大人になる時捨ててくれるような、優しい子に拾って欲しいかなって。