表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/50

納豆ご飯の朝

日曜日の朝です

髭を剃り歯を磨いているパパがいます

幸は不思議そうにパパの後ろ姿を見ていました

朝パパが家にいるのを見たことがないからです


朝ご飯ができましたよ

ママがいつもより弾んだ声で言いました

丸いテーブルに家族が揃って座ります


パパは納豆を茶碗に入れて

生卵を割り醤油をかけます

楽しそうにかき混ぜると 

ご飯の上にかけてくれました

パパが作った納豆は粘りがあって糸をひきます


おかわりほしい人はいるかな?

納豆は殆ど残っていません

なんだろう?

兄妹はキョトンとしました

パパはご飯を入れてとママに言いました

納豆の茶碗に熱々のご飯が入りました

丁寧にかき混ぜると

ネバネバ納豆ご飯が出来上がりました

ほしい人いるか?

少しだけと言って

幸は自分のご飯茶碗を差しだしました


朝食が終わると

ママは後片付け

パパはもう少ししたら

散歩に行こうかと言いました


────────────────────

幸は大きくなってから 納豆を食べる時は

パパがしていた事を思い出します

無駄がなかったんだと


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ