表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/50

作文が上手いのではない?

さてヤクルト配達の話しの二幕というより

最終幕のお話しです


ヤクルト配達はパパも力を貸してくれたようです

ママは当時車の免許を持っていなかったので

自転車で片道一時間かかる集落へは

パパが車で配達をしてくれました

朝の4時から配達を始めて

幸が起きる6時には会社へ出かけていました


ある日学校で家族の作文を書く授業がありました

幸はママが朝早く起きヤクルト配達を

している事を書きました

何日か後の事です

昼休みに放送が流れて

幸の書いた作文が読まれました

後で聞いた事ですが校内放送を聞いた先生方が

幸の作文を聞いて泣いたそうです

就学援助のようなものを

幸は受けられるようになります

年に三回学用品や傘や長靴のような

カタログから一品、安い物だと三品くらい選び

受け取ることができます

幸には何の事かわかりませんでしたが

ママが選んで注文したそうです


当時は農家ばかりの家が殆どで

ヤクルト配達をしている

家庭などなかったのでしょう

何だか貧乏のレッテルのような取り決めに

ママは喜んだそうですが

幸には意味もわかりませんでした


幸 小学二年生の秋です


───────────────────────

大人になってから幼なじみの

結ちゃんのママに当時の事を聞く機会がありました

ママは幸の作文が上手に書けたと

喜んで話していたと聞きます

それで支給されたと思っていたようです

それを聞いた時に

自分とよく似ているなと

思わず呆れてしまう幸です


余談ですが、

ヤクルト配達ならば

子供が学校から帰った時に

家にいてあげられると思ったママに

感謝をしていることを付け加えておきます


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ