表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/55

第52話 パンプキ第一副迷宮

少しずつ、再開したいと思っています。


体調が戻るまでは、かなり不定期、低頻度になるかと思います。

それでもいいよって方は、お読みいただけたら幸いです。

第52話 パンプキ第一副迷宮



 指名依頼の細かな打ち合わせが済んで、一応迷宮内に長期滞在するという名目で、食料などの資材を購入しようとしたら、それらは全てアミラが準備してくれた。

 第二副迷宮を討伐してくれたせめてもの感謝の気持ちだと言われると、断るのも悪いのでありがたく頂戴した。

 とは言っても、基本あまり必要のない物がほとんどなんだけどね。

 燃料とか、乾燥肉とか、飲料水とか。

 普通だとこう言った物品も揃えないといけないんだなぁ。


 第一副迷宮の入り口には、街が形成されているらしい。

 何だかんだと言って、迷宮自体は資源の宝庫だし、自然人が集まってくるのだろう。


 俺たちのブルホースも長期間預かってくれるらしいので、第一副迷宮まで自分達の馬車で行くことにした。

 同行されたら爆走できないので、出かけるのはギルマスにもアミラにも詳細な日程は言ってない。


 パンプキの街を出て2時間後。

 途中小さな村があるみたいだけど、そこは素通りして直接第一副迷宮まできた。

 と言うか、ブルホース単独で第一副迷宮まで爆走させた。

 俺たちはその間、コテージに転移してゆっくり寛ぎながら、第一迷宮についてブリーフィングを行った。

 ちなみに、最初は馬車を曳かせて俺の転移のポイントにしたんだけど、俺だけが転移するならブルホースの背中、鞍の上でも問題ないことが解ったので、移動速度を上げるために馬車はアイテムボックスに収納して、ブルホースだけで走らせることにした。

 知能が上がったブルホースは、俺の言葉を理解できるようで指示通り行動できる。

 しかも俺が突然、背中の上に現れても驚きもしない。

 本当に賢いやつだ。


 それはいいとして、第一副迷宮についてだけど、現在まで探索が進んでいるのは、地下9階まで。

 広さは、3㎞四方ほどあるみたいなので、第二迷宮と比べればかなり広く、主迷宮と比べたらこじんまりとしている感じだ。

 で、9階層に出現している魔物は、ウルフ系みたいだ。

 群れで行動してるようで、丁度主迷宮の地下13階程度の脅威度みたいだ。

 A級ランクの冒険者がパーティーを組んで攻略すれば、余裕で攻略可能なのだろうけど、副迷宮には主迷宮のようにセーフティーゾンと呼ばれるような階層がなく9階から地上に戻るのにもかなり大変みたいで、あまり人気がないみたいだ。

 しかし地下7階にゴーレム系の魔物が出るので、鉱物採集の目的でB級冒険者のパーティーが潜ることが多いらしい。


 で、肝心の最深部だけど、過去この国で攻略された副迷宮の最深部が地下16階。

 パンプキ第一迷宮も、その迷宮の周囲に形成されていた魔物の森の脅威度や形成された年月を考慮するとその程度はある可能性があるとのことだ。

 ただし、副迷宮の最深部にはラストダンジョンボスが控えていて、過去討伐に成功した時にはA級冒険者で構成される数パーティーが合同で、かなりの犠牲を出しながら討伐したと言うことなので、無理はしないようにと言われている。

 まあマッピング出来ていれば事前準備をしっかりできるし、大人数で攻略も可能だからなのだろう。


 いずれにせよ、俺たちはマッピングが終わっている地下9階までは移動重視で最短距離で到達し、地下9階のマップを完成させた後、そのまま地下10階に入ることにした。

 勿論、宿泊は第二副迷宮の地下12階の先に置いてある、このコテージに戻る予定だ。

 第一副迷宮には、転移の為のポイントとなる転移専用の小部屋を作って設置しておけば問題ないだろう。


 あと攻略は、基本的にミミとケルが行い、リリアナの経験値が入るレベルの魔物が出てきたら、リリアナも参加と言う方針にした。

 俺は、基本後方支援。

 LV41になってしまったので、多分最深部辺りまで行かないと、LV差があって俺の経験値の足しにならないと思うので、今回はリリアナたちのレベリングをメインに考えることにした。


 コテージでゆっくり昼食を摂った後、俺だけがブルホースの元に転移してみると、丁度、第一迷宮のある街が見える場所に来ていた。

 一旦ブルホースを止めて、馬車を繋いでリリアナ達を転移で連れてくる。

 後は、そのまま馬車を走らせて無事に到着した。



 第一副迷宮に到着して、今いる地下9階に下る通路に入るまで特に話すことはない。

 いたってスムーズにサクサクと進んだ。

 ミミとケルの連携が素晴らしい。

 共にLV21まで上がっている。

 二人が連携すると、大型魔物だろうが、飛行系魔物だろうが、擬態系魔物だろうが相手にならない。

 二人で連携するなら、実力的にはA級冒険者に引けを取らないと思う。


 俺たちのパーティー4人の内3人が光魔法の回復系魔法を使えるし、俺とリリアナが後方支援で光魔法で補助してるんで、二人とも怪我とかの心配もなく全力で討伐できるんだろうな。


 そんな話をリリアナにしたら、

「ジュン様。ジュン様のお力のお陰で、私達は信じられない程、恵まれた環境で魔物討伐ができているのです。迷宮内に長時間籠っても、定期的に安全なコテージ戻り温かい食事をしたり、毎日お風呂に入らせていただいたりと、精神的にも身体的にも全くストレスを感じないどことか、常にリフレッシュされた状態で探索ができるのです。二人が常にベストコンディションで戦えるのは、全てジュン様のお陰です」

 と諭されてしまった。


 まあ、そうなのかもしれないな。

 俺も、最初の頃はそれなりに緊張しながら、討伐してたし・・・

 いや、森の小川でマッパになって水浴びしてたか、最初から。

 うーん、少し緊張感が足りないのか?

 でもまあ、今更コテージに戻らないとかあり得ないしね。

 何といっても、一番安全で居心地のいい場所だし。

 常に浄化魔法掛けてるから、どこの神殿だよって感じるほどピカピカだしね~。


 そう言えば、ニードリックマウス王国の地下のセーフティーゾーンのある地下13階で、リリアナと二人ウルフ系の魔物を狩ったのはいつだったかな。

 主迷宮の方は、魔物を討伐した後、魔物がいなくなるってことはなかったな。

 他の人が倒した魔物がリボーンするからか、魔物の発生間隔が短いのか。


 今度一度、主迷宮のワンフロアーの魔物を完全に殲滅して、魔物の発生具合がどの程度なのか確かめてみたいな。

 でもワンフロアーがかなり広大だからなー。

 それはそれで大変か~。


 そんなことを考える余裕があるほど、順調に探索が進んでいる。

 いよいよ地下9階。


 ウルフ系の魔物は、ミミたちは初めてなんだけど、相性はいいみたいだ。

 何といっても、見晴らしのいい場所で近接攻撃型の魔物だと、寄ってくるまでにミミのいい的だ。

 弓術LV5の実力は伊達じゃないな。

 俺は、ミミが討伐した魔物が迷宮に吸収される前に、隠密と身体強化をかけ、一部転移も使いながら、どんどこアイテムボックスに回収して行く。

 ミミたちから見れば、俺が転移を併用しているのは解らないはずだ。

 ともかく、転移レベルも4になり、視認した場所に瞬間転移可能になった。

 これはいろんな意味で大きなアドバンテージだ。

 一瞬の隙さえつけば、魔物であろうが人であろうが急所に一撃を加えることが可能になった。

 また地竜が相手になっても、余裕で屠る自信がある。


 ともかく、この階も余裕みたいだな。

 探知を最大限に働かせて、余裕で下層への通路を見つける。

 岩山みたいになっている岩の裂け目みたいな場所が入口だ。

 見つけにくいだろうと思う。

 岩場には、今倒したウルフのコロニーがあったしね。



 地下10階は、メインの魔物は虫系。

 特に大型の蟻と、ムカデみたいなやつだ。

 蟻の方は、甲殻自体には矢が通り難いようだ。

 それでも、よく狙えるなって思うほど、精密な弓と風魔法の射撃で順調に対応できている。

 ケルの方も、ミミが射撃を放つことで生じる一瞬の隙をついて、ナイフでうまく処理できている。

 10階に降りて、魔物のレベルが一気に上がって、LV22-23程度になっている。

 この辺りだとリリアナも十分経験値の足しになるので、今は3人で対応している。

 俺は相変わらず後方支援とマッピング。

 それから魔物の回収だ。


 俺のアイテムボックスの中、どれくらいの素材が入っているのか解らない程だ。

 これらの素材は、日の目を見ることはあるんだろうか。


 ケル、リリアナが先行し、その後ろにミミ、最後に俺が隊列を組みながら迷宮を進むと、俺の感知に違和感が。

 ケルたちは警戒することなく進んでいる。

 すぐに、3人をその場で停止させる。


「ケル、リリアナ。5歩先の床に違和感を感じないか?」


 俺がそう言うと、最初にリリアナが気がついて、続いてケルも気がついたようだ。

 ミミにはつかめないようだ。


「ジュン様、申し訳ありません」


「主様、これは罠ですか?」


「まあ、これは仕方ないよ。気配感知スキルだけでは感知できないものだしね。主迷宮の方では時々見かけたけど、副迷宮でもあるんだな。第二副迷宮の方にはなかったから、副迷宮にはトラップ系はないのかと思っていた」


「ジュン様は、罠感知もできるのですね、凄いです」


 ミミが俺の方を振り返りながら、賛辞を送ってくれる。


「罠感知は、魔力感知と違って、自分の身に向けられている悪意と言うか、不利益な気配を掴む感じなんだよ。上手く説明はできないけどね。ともかく、そうした感覚を意識することで、罠感知スキルだけでなく、殺気や悪意みたいなものにも敏感になるからね。自分の身を守るため、習得して損にはならないから。ちなみに、そこの罠は落とし穴系だな。こうしてやると、ほら罠解除もできる。ケルは探知系のスキルを伸ばしているから、その内にこういうこともできるようになるよ」


「はい、主様。僕、頑張ります」



たくさんの意見や、感想などありがとうございます。


人物や背景などの設定の甘さや、何よりも文章の稚拙さ

基本的な文章力のなさなど、お叱りや不満も多々あると

思います。

ご容赦頂けたらと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ