第48話 初ダンジョンコア
少し体調が復活したので、続きをポチポチと書いてみました。
第48話 初ダンジョンコア
俺のアイテムボックスに収納している温泉水は、まだまだ大量にあるけど、どうせならまた温泉水ゲットできればいいなぁとか思いながら、地下13階へ降りる通路を下ると、地下13階は、だだっ広い空間だった。
500m四方のドーム状の空間。
天井部分からも、迷宮の壁がそうであるように、淡い光を放っているので幻想的な空間だ。
俺の探知には、反対側にかなり大きな反応が一つ。
離れていて最初は良く解らなかったけど、鑑定すると、地竜と出た。
竜か・・・
いつかは、竜も出てくるだろうとは思ってたけど、ここで出て来たか。
しかもレベルは45。
現在の俺よりも高い。
ミミやケルの倍以上だ。
与ダメージがどれくらいか不明だし、ここで冒険する訳にはいかないので、
「リリアナ、ミミ、ケル。気付いていると思うけど、ここがこの迷宮の最深部みたいだ。そしてあっちに、地竜がいる。あっちから襲ってこないところをみると、一定の距離に近づくか、地下12階の通路から完全に出ると、動き出すのかもしれない。やつのレベルもスキルも、これまでの魔物とは桁違いだ。特にミミとケルの現在のHPでは、一撃で死亡するかもしれない。リリアナですら一撃に耐えれるかどうか不明だ。と言うことで、ここは俺一人で行く。3人はこの通路から出ないように。これは絶対の命令だ、いいね」
「ジュン様、私だけは共に行ってはいけないのですか?」
「現時点では許可できない。それにリリアナが一緒だと、俺自身戦いに集中できない。リリアナは2人を守っていてくれ。最悪の場合には、3人で必ず地上に戻って迷宮内でのことを冒険者ギルドに報告してくれ」
「「「ジュン様(主様)・・・」」」
隷属状態での命令権の行使。
3人はこの場所から前に進むことはできない。
念のため、3人の前に魔法防壁をかけておく。
どの程度の効果があるのか不明だけどね。
まあ、レベル的には負けてるけど、俺は能力値的には、LV100近くなんだし、全力を出せば問題ないと思う。
兎も角、最初から全力で行く。
補助魔法も全力で掛けておく。
武器も槍よりも、剣神スキルをフルで使うために、ニードリックマウス王国から貰った剣と、オーダーメイドで作ってもらった剣の二刀流でいく。
全ての準備が整って、地下13階のフロアーに立つ。
すると、それまでじっとしていた地竜がのそりと首を上げて、大咆哮。
チラッと後ろを見ると、ミミとケルは固まっているような。
レベル差があるので、威圧に負けたんだろうな。
一気に決めるために、身体能力マックスで地竜に向かう。
瞬間移動でも起したように、一瞬で間合いを詰めて、大跳躍。
次の瞬間、俺は地竜の頭の上の天井にタッチ。
そのまま天井を蹴って、加速度をつけて一気に地竜の背後に回る。
大咆哮を上げた後、地竜は俺の姿を見う失ったようだ。
隠密掛けてるし、移動速度半端ないし。
背後から、頭の上、丁度目の上あたりに着地。
その瞬間、俺の持てる最大連撃技である、16連撃をぶっ放す。
狙いは、地竜の目だ。
鱗部分に剣でダメージを与えられるかどうか不明だったし、目なら必ず通る。
「ラララララララー。」
地竜が痛みの咆哮をあげる間もない一瞬で、16連撃を撃ちこんで、最後最大威力でウインドブレードを撃ちこむ。
地竜の後頭部分が、内部からパックリ裂けて、立ったまま地竜を屠った。
内部からだと、魔法も通るんだな。
ちなみに、最大攻撃力があるのは炎魔法だけど、素材のことを考えて、ウインドブレードにしてみた。
嵐魔法でもさらに強力な物があるけど、ダメージが大きすぎるのもなって感じで。
って言うか、16連撃打ち込んだ時点で、死亡確定してた気もする、脳に直接ダメージ与えてるしね。
まあ兎も角、地竜の死体をアイテムボックスにしまうと、地竜が伏せていた場所に、濃厚な魔力を放っている魔石があった。
鑑定すると、ダンジョンコアとある。
そのまま、アイテムボックスに収納した。
あっ、そう言えば、リリアナ達のこと忘れてた。
まあ、ここまでほんの数秒間の出来事だし、ミミ達は、地竜が死亡したことで、威圧による金縛りは解けているだろうけど、?状態だろう、多分。
フロアーの端と端に別れてるし、肉眼ではこっちの様子も解らないだろうからね。
って言うか、地下13階に入ってこないように命令したから、リリアナも入ってこれないんだね。
忘れてたよ、テヘ。
念話で命令の解除をして、一気にリリアナ達の所に戻る。
まあ、ダンジョンコアの場所には何もないしね。
転送の水晶でもあるのかと思ったけど、地上に戻るには地下10階の転移水晶まで戻らないといけないみたいだな。
「ジュン様、おめでとうございます。一瞬のことで解らなかったのですが、すぐに竜の気配がなくなったのでご無事だと思ったのですが」
「ジュン様、済みません。ミミは一瞬、気を失っていたんでしょうか?」
「主様~。僕も気を失ってたみたいです」
「ミミとケルは仕方ないよ。レベル差がある相手から威圧を掛けられると、硬直してしまうのは仕方ない。レベルがさらに上がれば大丈夫だよ。リリアナも次に竜と対戦する時には、一緒に戦ってもらおうと思う。ただその前に、今回手に入れた竜の素材を使って、防具を作り直してからだけどね。」
「ありがとうございます、ジュン様。ジュン様の戦いを見て、改めてジュン様の凄さを実感しました。次回は、ジュン様の隣で戦えるように、さらに研鑽します」
予定よりも時間を食ってしまったので、取り敢えず大急ぎで地下10階の転移水晶の間に引き返して、地上に戻った。
途中の魔物の発生も、1体のみだったのでそのまま残してきた。
どれくらいの数まで増えるのか不明だけど、ダンジョンコアを持ってきているから、これ以上この副迷宮が成長することもないだろうし。
内部の魔物の死体を全部俺がアイテムボックスに収納してきているから、迷宮内で魔物がリボーンしたりないだろうし、迷宮内の魔素も増えることもないだろうしね。
待っている人とかいなさそうだけど、取り敢えず更新してみました。
誤字脱字誤変換などなど基本的な未熟さがあるかと思いますがお許し下さい。




