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女性は人形になりました

『女性に権利を与えたのは間違いだった』


ある日、為政者達はそう悟った。

加速する少子化、低下する生産性……今まで誰もが見て見ぬフリをしてきたが、問題が大きくなるにつれ、それまで前時代的だと笑われ批判されてきた、女性に権利の無い国が力を増すにつれ、それを認めざるを得なくなった。


『女性に教育を施すことは虐待である』


ある日、教育者達はそう主張した。

知性とは必ずしも幸福に繋がらない。

屠殺される事が決まっている豚に教育を施して現状を理解させることが悪趣味であるように。

女性に教育を施して、男性と同じステージに立たせて争わせる事は、多くの女性に現実を直視させ絶望を与えた。



こうして社会は昔のように、いや、効率の為に昔以上に女性から権利を奪った。

感情すら満足に持てないような最低限の教育のみを施され、男に嫁がされ、子供を産まされ、家事をやらされた。

それは最早、人間では無く人形に近い存在だった。



それでも彼女達は幸せだった。

何故なら彼女達には、自分が不幸だと認識する知性も与えられていないからである。



そうして社会が復活してしばらく経った、そんなある日の話。

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