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ピーちゃん悪い子!?

____自宅____


「あ、おねぇお帰り〜」

『ただいま...にしてもこっちでもその色なのか...』

「え?うーん...まぁこうしないとスキル貰えなかったし?」

『?まぁ、いい。父さんと母さんは?』

「金曜日だから仕事終わりに2人で食事してそのまま温泉行ってくるって〜日曜の夜には帰ってくるみたいだよ?」

『そうか...忙しくしてたから祈にだけ連絡したのだな』

「お疲れ〜ほれ妹お手製の昼飯でも食べるか?」

『オムライスか...貰おう』

「はーい!へい大将!オムライス1つ!」


土曜日の昼前私が昼ごはんの準備してると姉が帰宅した。大学の課題?とかで忙しいのかな〜まぁ私は1人でもある程度過ごせるし1人は1人で誰もいなくて開放感を味わえていいんだけどね。


『アークスオンラインの次回イベントのためのメンテナンス及びアップデートのお知らせは見たか?』

「いんや、さっき起きたところでこれ作ってるからまだ見てない」

『...ったく休みでも早く起きるようにしろ』

「かしこまりました!へいオムライスいっちょあがり!」


お小言多いよ〜お母さんは優しいのに姉の方が小うるさいんだよね。しかも怖いお父さん譲りの目つきの悪さがほんと怖いから私は素直に従う。言うことを聞いていたらお小遣いを貰えたりするからなんてやましい理由は決してない。...ホントダヨ?


『それで今回アップデートされたのは...』


そう言いながら姉が食べながら色々読み上げてくれた。食べ方も綺麗ですね!?あなたほんとに姉ですか?血が繋がってない義姉だったりしません!?


・次回イベント『攻防戦』の開催。

・『クリティカル』ログの表示。これは会心の一撃が出た時にログに出るやつだね。恐らくメルちゃんやユーちゃんは騎士団長との戦闘でこれが出ていたのだろう。

・宝箱の?のログが?剣や?盾などわかるように。見た目も黒い『(はてな)ボックス』にするみたい。これはいいね。私はその場で装備したいけど...

・『熟練度』の解放。これは前に見た【生命を冒涜する合成板】の使用条件にあったやつだね。主に生産系の職業に恩恵があるみたい。未実装だったとは...

・『レベルキャップ』の解放。今までは60だったらしいんだけど100になるみたい。だからみんな50レベル代だったんだね...

・『アクセサリー耳』の追加。耳飾りやイヤーカフなどを追加して付けれるようになるみたい。アクセサリー枠も1つ広がるね。単純にレベルキャップ解放と合わせて装備も強くしてね!ってことだろう。

・『スロット』の追加、解放。これは武器、防具、アクセサリーに適用されるものでスロットというのがその装備ごとに設定されるらしい。これは次に追加されるやつとの併用だね。

・『装飾品』の追加。これがスロットと深く関係していて色々な効果の装飾品を装備につけれるのだ。スロットが空いていれば装飾品をつけれるようになり、色々な効果を発揮できるらしい。ドロップや宝箱、素材の加工などで入手可能とのこと。

・『メモリアルダンジョン』の追加。私たちが攻略した【神殿の地下墓地まで】がエルメスの南の入口辺りからできるようになったらしい。エルメスの街に入って神殿にたどり着いて地下墓地まで行くというのを追体験できるとのこと。報酬は1週間に1回受け取れるみたい。ソーシャルゲームによくあるウィークリーのクエストみたいなものだね。


『...とこんな感じだ。分かったか?後でまた私と一緒にするか?』

「んっ!ぶぁ゛だじばぁへんへんにゅづじだい!」

『食べながら喋るな。呑み込め...全く...行儀悪いぞ?』

「私は錬金術がしたい!あと私は悪くない!おねぇが食べてる時に話しかけてくるからおねぇが悪い!」

『呑み込んでから喋ればいい』

「いやだって!今言わないと殺す!って顔してた!」

『...元からそういう顔だ』


あ、姉がちょっとしょぼしょぼしちゃった。ごめんね。私実は知ってるんだよね姉の顔が怖い時って実は笑ってるんだよね?私によく向けてるみたいなんだけどお母さんに言われるまでは気づかなかったよ。不器用だなぁ...


「私は錬金術士だからね!今はまだポーションしか作ったことないけどゆくゆくは凄いのを作るんだ!」

『そうか...昨日の宝箱から出たのはどうする?』

「あっ!かるびさんとショーへーさんもインしてるなら鑑定ってやつやってみたい!凪はインしてるけど用事があるって〜」

『そうか。アイツらはインしてるだろう。この際エルメスのギルドハウスも案内しよう。残りのギルドメンバーも紹介しないといけないしな。』

「あ、そっか!セーフティエリアだから教会には狙われないんだね!じゃぁお願いしよっかな!」

『よしわかった。それじゃコライユのギルドハウスで待ち合わせだ。』

「りょーかーい!」


...うーん!オムライス美味しい!我ながらおいしいね!今回は成功だね!...にしてもテレビって面白くないよねぇ〜ニュースは知らないおじさんとおばさんが小難しい討論とかどこどこでだれだれが何人死にましたとか...正直私にはどうだっていい。私が関わる範囲の人達じゃないと何一つ響かない。

バライティーだってそうだ。芸人は伝統とか言ってるけど...クイズで答えが分かっているのにあえて面白くもないボケをかましたり、俳優や女優をゲストにしてたらだれだれと交友があって○○は○○で〜とか知らないよ。面白くもないし興味も湧かない。

テレビはお父さんお母さん世代の人達が見るものって意識が強いもんね今は。そんなことよりアークスオンライン!!可愛い子いっぱい!現実で出来ることは大抵できる!神だよ!神!黙ってアークスの地に降りたて!若人よ!それダ〜〜イブ!!




____コライユギルドハウス____


「おぉ...なんかログが...なになに...?」


『ギルドポータル:ギルドハウス間を行き来できます』

『ギルド設備:色々な設備が利用できます。ここにはまだギルドポータルしか設置されていません!!!』


ほむ。ふむ。ふむ?昨日の今日だとまだ設備に必要なものがないみたいだね。恐らく色々と便利なものがあるのだろう...しかし私のマイレディたちはどこに...?あ、マップに表示されてるね。パーティだとおおまかな居場所が分かるんだっけか...一応みんなコライユにいるね...っと


『すまない。少しの間時間を潰していてくれ。少しギルドメンバーに昨日の事を報告する。また連絡するではな』

「はーい。待ってます♡お姉様♡っと...」


うん!我ながらいいチャットを返せたのでは無かろうか!こう...いつもと違う呼び方になるっていいよね。ギャップを感じる...え?わかんない?うるせぇ!私は誰がなんと言おうと好きなものは好きと叫ぶんだ!


『ねぇね〜きた?』

「お!?メルちゃんこんにちは!うん!今日も可愛い!ヨシヨシヨシ...」

『んっ。ユーは遊んでる。ピーがねぇね必要』

「お〜そっかそっか!ありがとねメルちゃん!メルちゃんは何してたの?」

『ん。ナビの所。楽しい』

「そっかぁ〜また何か作ってあげるね」

『んっ!』


おお〜やっぱりログアウト中もこっちの時間は止まらないんだね。ユーちゃんは遊んでいてメルちゃんはナビちゃんの所でなにかしていたと...ナビちゃんに今度お礼しに行こう...ピーちゃんが私に用事があるみたいでメルちゃんがお使いらしいのでとりあえずメルちゃんと一緒に探しに行こう!!


「おっ、いたいた!ピーちゃん!」

『あっ、イノリさんっ!わざわざすみません!メルさんにお願いしてたんですっ!』

『ん。問題ない』


ピーちゃんはコライユ村の酒場?みたいなところに居た。コライユ村は基本的にのどかだけど、食べ物なども美味しい。ここの酒場みたいな所は人がいっぱいいるね。集会所みたいな所だろうか?


「ここは酒場?ピーちゃんダメだよ!お酒なんて飲んじゃ!メッ!」

『ピー悪い子?』

『あっ!いえっ!違うんですっ!ここは村の集会所となっていて村の人達がよくお食事などで立ち寄るので私もお食事ついでにお話をしていました!』


ふーむ...この子は情報収集をしていたらしい。そりゃあーちゃんとクリスマッマの部下?になるのかな?とにかく、神様に近いから待遇もいいだろう。自分の武器をよく分かっていらっしゃることで!!!


「それで、用事とは?」

『あ、そうでした!アンノウン様と×××様がイノリさんに話があるとの事でしたのでっ!』

「ほーう?そんな頻繁に私を呼んでも大丈夫なの?」

『そうですね...あまりよくないですが教会や信仰者が増えると力も増しますので今度のエルメス侵攻に向けてのことかと...』

「なるほど!どうやってあーちゃんたちに会えるの?」

『私がお送りしますっ!』

「.....へ?できるの?」

『出来ますっ!見習いですが神ですのでっ!行きますっ!』


『???が【???】を発動。イノリが【???】に転送されます!!!』


えっ?説明プリーズ!!あなたのステータス見た時そんなスキル無かったよね!?どういうこと!?ねぇ!ピーちゃん悪い子なのかな!?ええいままよ!!!どうにでもなれ!!

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