生き残りたい私
(なんで教祖を逃がしちゃったの?)
(脅迫みたいな事をして、狙わせないようにしたりとか絵来たのかもしれないのに)
なんで教皇を解放してしまったのか聞いてみた。
せっかくのチャンスだったから、聖女ちゃんも考えたんだろうとは思うんだけど。
それでも、捨てていいチャンスだとは思えなかったんだよね。
「それは私の命を別の所から狙われるようになっちゃうからだよ」
(別の所?どこ?)
どこだろう?
そんな事をして新しく狙うところが現れるかなぁ?
ああ、でも、聖女ちゃんに味方してきた人とかは、そんなことまでするのは過激すぎるって事で敵に回ったりするのかなぁ?
いや、でも、わざわざ命を狙う必要はないよねぇ。
「魔王教だよ」
「魔王教は教皇を人質にとれればこんな期の戦争を有利に進められるかもしれないでしょ」
「もし死んでも魔王教には全く痛手がないわけだし」
(、、、ほぉ~。なるほどねぇ)
聖女ちゃん頭いいねぇ。
私、そんな事考えつかなかったよ。
確かに、そうかもしれないね。
魔王教の立場だったら、生死にかかわらず教皇を攻撃できるからねぇ。
シュンッ!
(「っ!?」)
「見つけたぞ聖女!死ねぇ!!」
魔法の師匠が瞬間移動してきた。
執念深いねぇ。恨みでもあるの?って感じだよ。
なんでこんなに聖女ちゃんを折ってくるんだか。
教皇とかいる中で私たちを追ってくるんだから、何か目的があるのかな?
「くっ!」
「お水さん!転移を!」
(了か、)
パキンッ!
「おっとぉ~」
「また逃げられても困るからね。転移は封じさせてもらうぜ」
瞬間移動が使えない。
これも魔法っぽいね。
、、、あれ?
そんな魔法の知識はないな。
じゃあ、魔法じゃなくてスキルの効果?
そんな効果のスキルがあるんだったら私も欲しいなぁ。
使わないと思うけど。
「なら、そんなつもりはなかったんだけど。殺させてもらうわね」
シュッ!
聖女ちゃんの手から光が飛ぼ出る。
光は魔法の師匠の方に跳んでいくけど、
ひょいっ。
簡単によけられた。
馬車の時には一方的に攻撃されたのになぁ。
あの時は、本気を出してなかったって事?
まったく、演技はするし、全部の魔法は見せないし、ひどい人だねぇ。
「お返しだ。苦しめ!」
魔法の師匠の手から黒い塊が現れる。
それを飛ばしてくる!、、、あれ?
飛んでこない。
黒い塊は形をゆがませていき、鳥のような形に変わった。
黒い鳥が上に跳びあがり、急降下してくr!
「ふんっ!」
聖女ちゃんは光を飛ばす。
だけど避けられる。
まるで、本物の鳥みたいな滑らかな回避だった。
そのまま鳥は聖女ちゃんの方に向かってきて、
「きゃっ!」
聖女ちゃんは急いで体をひねってかわす。
だけど、少し間に合わなかったみたい。
腕から血が出ちゃってる。
回復魔法を、ホイ!
「いたた、、、ありがとうお水さん」
(いやいやぁ。どういたしまして)
(感謝してくれるのはいいけど、反撃の準備をしようか)
「うん!そうだね!」




