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おとうふおいしい
グランは3対1の状況でも、余裕を持って斬り結んでいた。左手の剣、右手の剣、足払いや飛び蹴りも使えるとは。手数が多い。
「バルクッ!ザリヴィーがやられた。どうする!?」
「チッ!グランよ!回収した分の金は俺らが持ってんだ。規則の通り、【やられやがった足手まといは無理に回収せず、速やかに撤退を】だ!!ずらかるぞッ」
グランが双剣を頭上でクロスし、魔力を放つ。
「へへっ、そういう事だ。あばよ皆様方ァ。【爆裂閃光】ッ」
光が世界を覆ってゆく。
バルクの声がする。
「さらばだ、愚か者ども。フハハハハ!」
光が晴れると、そこにバルクとグランは居なかった。ザリヴィーは衛兵に引き渡されるだろう。
レイバーンは膝を突き、悔しそうに叫び散らす。
「バルクゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!テメーだきゃ絶対の絶対に絶対に絶対にぶち殺すかんなァァァァァァァッッ!!この裏切りモンがァァァァァァァ!!」
塵芥は焼き豆腐を咀嚼する。
「うむ。うむ。この世界のお豆腐には、もともと味があるのな。素材の違いだろうか……うまい、うまい、うまうま」
ぺろりと完食。
焼き豆腐はほどよく冷めていたようだ。




