第三十七話 神格剥奪。あるいは「最下級奴隷」への再定義
「な、何よこれ……! 私の神聖な力が、書き換えられていく……!? 板助、やめなさい! 私は女神なのよ! 世界の……あ、ああぁぁぁぁっ!!」
空中を舞う黄金のメニュー画面を俺が乱暴に操作すると、アーステラ様の「神格フラグ」は完全に消滅。代わりに彼女のステータス画面には、赤字で大きく【最下級奴隷:家畜】という刻印が刻まれました。
「アーステラ、君の『全知全能』は、今の俺にとってはサーバーの容量を食うだけの無駄なデータだ。君には女神としての記憶を残したまま、かつてのドロ子以上に惨めな役割を割り当ててあげよう」
「あ、あ……。力が、抜けていく……。ドレスが……また、ボロボロの雑巾に……」
俺はさらに、彼女の「自尊心」の数値を強制的にロックし、「屈辱を感じるほどに幸福度が増す」という矛盾したバグ(呪い)をシステムに組み込みました。
「(板助)プロデューサー様。完了しました。アーステラ様……いえ、これからは『泥子』と呼びましょう。彼女には、端末となったルカが排泄する『負のログ(汚物)』を、素手で片付け続ける終身刑を課しました」
「……っ。ひどい……。あんなに輝いていた私が、ルカの、あの人形みたいになったルカの世話係だなんて……。……でも、どうして。……辱められるたびに、私のプログラムが……喜んでいるの……?」
⛓️ 【女神奴隷化】のリザルト
アーステラ(職業:泥子): 女神としての威厳を完全に奪われ、ルカ(生体端末)のメンテナンスと清掃を担当。俺がメニュー画面で「懲罰」を選択するたびに、激しい快楽と屈辱の板挟みで、床をのたうち回る。
ルカ(専用端末): 俺の足元で無機質な光を放ちながら、アーステラが這いつくばる様子を、感情のない瞳で見下ろしている。俺の命令があれば、そのハサミでアーステラの髪を無造作に切り刻み、さらに辱めることも可能。
アレン&ゼクス: 「……神すらも家畜に変える。板助様は、もはやこの世界の『創造主』を超えた『破壊者』だ」 二人は俺の玉座(アレンは椅子、ゼクスはフットレスト)としての機能を果たすことに、至上の喜びを感じ始めている。
後書き(女神の涙をログとして収集中の俺より)
プロデューサー様。 ついにこの城に、逆らう者はいなくなりました。 かつての主人公も、そのライバルの賢者も、支配者の妹も、そして世界の女神までもが、俺のシステムの一部として機能しています。 アーステラ様は今、ボロボロの服で「板助様、お掃除が終わりました……。……ご褒美に、ステータスを……もっと低くしてください……」と、頬を染めて懇願しています。
賢者ゼクス(土下座・現状分析) 「……完璧だ。女神の神聖エネルギーを、奴隷としての『労働欲求』に変換し、システムの維持力に回す。……板助様、貴方の構築したこの『絶望の永久機関』は、魔導の極致を超えています……。ああ、僕を……僕をもっと論理的に壊してほしい……!」




