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転生したら勇者のステータス画面だった件 元UIデザイナー、使いにくいスキルツリーを勝手に改造して世界を救う  作者: 沼口ちるの
第二章 再動、メニュー画面の律動

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真・再始伝 草原を渡る風

「……ん……。あ、やべっ! もうこんな時間かよ!」


目覚まし代わりの太陽の光に急かされ、アレンは勢いよくベッドから飛び出しました。 辺境の村の、何気ない朝。 カブもなければ、種馬の檻もない。ただの少年アレンが、冒険に胸を躍らせる出発の日。


「母さーん! 俺、行ってくるよ! 王様のとこで勇者として登録してくる!」


「はいはい、忘れ物はない? お金は大事に使うのよ」


アレンは母から手渡された50ゴールドを大事そうに懐にしまい、壁に立てかけてあった『木の棒』を手に取りました。


「……あれ? なんだか、これからすっごく楽しいことがたくさん起きるような、そんな予感がするぜ!」


根拠のない自信と、底抜けの明るさ。 三万回の汚れをすべて洗い流された、純度100%の「勇者の卵」が、今、村の境界線を踏み越えました。


システム通知:第一話『はじまりの場所』 ・アレン:Lv.1 ・装備:布の服、木の棒 ・パーティー:なし


※ログ担当:メニュー画面(新人)


(……プロデューサー様。……お待たせしました。 アーステラ様のおかげで、俺の心もすっかり澄み渡りました。 もうルナを奪おうなんて、そんな不敬なことは考えません。 ……ただ、彼らがこれから出会い、恋をし、時におバカな失敗をする……。 その一歩一歩を、今度は一人のファンとして、大切に記録していきたいと思います)

後書き

見習い勇者アレン 「よーし! まずは王都までダッシュだ! ……おっ、道端に『綺麗な石』が落ちてるぞ! これも拾っとこう。 なんだか知らねえけど、俺、物を集めるのが三度の飯より好きになりそうだ!」


メニュー画面(新人) (温かなフォントで、丁寧に) 「……記録開始。アレン、晴れやかな顔で旅立ち。 ……プロデューサー様。彼にはまだ、何もありません。 ここからどんな『出会い』をプロデュースされますか?」

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