第三十九話 魔王の覚醒! 斎藤、アリアの千の刃に抱かれて
「……アリアさん。君の剣閃、そしてその……指先の動き。すべてが私の想定していた『安全基準』を超えている」
暗い稽古場の隅、斎藤は汗を飛び散らせながら、アリアの放つ強烈な誘惑と殺意の合奏に身を投じていました。
「ふふ……斎藤様。管理とは『抑え込む』ことではありませんわ。相手のすべてを『引き出し、呑み込む』こと……。さあ、貴方の隠された深淵(本能)を見せてごらんなさい?」
アリアが放つ千の剣が、斎藤の服を一枚、また一枚と、精密な外科手術のように切り刻んでいきます。 かつては「不潔だ!」と叫んでいたであろう斎藤の瞳に、今は妖しくも力強い「真の王の光」が宿っていました。
「……分かった。認めよう。私は……私は、この熱情を管理したかったのではない。これに溺れ、支配したかったのだ!」
斎藤がその場に落ちていた「管理用タブレット」を真っ二つに叩き割った瞬間、世界に激震が走りました。
システム通知:最終進化 デズモンド斎藤、ジョブチェンジ完了。 【管理魔王】→【真・統治魔王】 スキル『コンプラ破りの一撃』:すべての倫理規定を無視し、対象に絶頂と服従を強制する。
「さらばだ、童貞(昨日までの自分)よ。……アリア、君の千の技、すべて私の『支配下』に置かせてもらう!」
「……ああ、素敵。それでこそ、私が跪くべき真の魔王様ですわ……!」
二人の放つ魔力(ピンク色の嵐)が魔王城を突き抜け、空を真っ赤に染め上げました。 その様子をカブを齧りながら眺めていたアレンは、ケラケラと笑い飛ばしました。
「ひゃはは! 斎藤のやつ、いい面構えになったじゃねえか! よーし、あいつが『真の魔王』になったんなら、俺も遠慮なく『真の勇者』として、あいつが溜め込んだレアドロップを全部ぶんどってやるぜ!」
後書き
真・統治魔王デズモンド斎藤 (アリアを小脇に抱き寄せ、乱れた髪をかき上げながら) 「プロデューサー殿、感謝する。 世界を救うのはルールではない、この『溢れ出す情熱』だった。 さあアレン君……君の収集癖と私の支配欲、どちらが上か……徹底的に話し合おうじゃないか。……もちろん、体(物理)でね」
千人斬りのアリア 「……くふふ。千人を斬った私の指先が、今、一人の男によって『封印』されましたわ。 斎藤様……貴方の管理術(愛撫)、文句なしの五つ星評価ですわ」
勇者アレン 「おうよ! 斎藤、お前が強くなればなるほど、ドロップするアイテムも豪華になるんだろ? ルナ、カレン! 行くぜ、今度は『魔王のネクタイ(神話級)』が出るまで周回だ!」
魔導士ルナ 「……なんだか、私がお教えした時よりも、斎藤様が『攻め』の姿勢に……。 ちょっと、アリアさん! 私の教え子をそんなにエロく改造しないでくださいまし!」
賢者ゼクス (胃を抑えて蹲りながら) 「……終わった。世界が終わった。 バカの勇者、脳筋の戦士、変態の魔導士に加えて、ついに『性に目覚めた元・教頭先生』が誕生してしまった……。 メニュー画面さん、もう何も記録しなくていいよ……俺、もう寝る……」




