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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生後期(前半)

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962/966

962日目:もうこの方法しかありません……!

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・馬人ばじんの月第十七日・属性(風)・天気:晴れ


 つよめの頭痛薬ずつうやく、よし! 仮説熱力学かせつねつりきがく研究発表けんきゅうはっぴょうかんする分厚ぶあつい資料、よし! 資料をくために図書館でりてきた各種かくしゅ参考書籍さんこうしょせき、よし!

 夜、枕元まくらもとならべたそれらを確認し、私はベッドへ横たわると、かたわらで浮遊ふゆうする魔術師のミスラさんに視線しせん合図あいずを送ったのち、しずかに目を閉じ、心をかせます……。


 予行演習よこうえんしゅう失敗しっぱいくわえ、いまだ完全に理解できていない例の新型魔力機関しんがたまりょくきかん試作二号機しさくにごうき仕組しくみ、魔術学校祭まじゅつがっこうさいまでの日数も考えたら、方法はもうこれしかありません。

 そう、ミスラさんに協力してもらい、夢のなかで仮説熱力学の研究発表に関する分厚い資料、その残りをすべて理解するんです!

 

 大丈夫、きっとなんとかなります……多分たぶん

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