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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生後期(前半)

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961/969

961日目:研究発表会の予行演習……。

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・馬人ばじんの月第十六日・属性(炎)・天気:晴れ


 放課後、第二図書館の自習室。

 昨日につづき、今日も仮説熱力学かせつねつりきがく履修りしゅうしている全員で集まり、研究発表会けんきゅうはっぴょうかい対策たいさくを進めているんですが、


けてもいい。カルドん、ルベル、このままだと俺は当日、腹痛ふくつう欠席けっせきする……」


 例の分厚ぶあつい資料を見つめながら、ハール君が神妙しんみょう面持おももちで冗談じょうだんとも本気ほんきともつかないそんな台詞せりふを口にします。


 まぁ、気持ちは分からないでもありません。

 午前中、仮説熱力学は魔術学校祭前、最後の授業ということもあり、研究発表会の会場である第二多目的大講堂だいにたもくてきだいこうどうで、その予行演習よこうえんしゅうをしたんですけど、私をふく履修生組りしゅうせいぐみは全員がなにかしらの失敗をしましたからね……。


 はぁ~、わりと本気で今から本番ほんばんが不安です!


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