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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生後期(前半)

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954/966

954日目:上機嫌のヌリア

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・馬人ばじんの月第九日・属性(炎)・天気:晴れ


「今日はなんだかご機嫌きげんだね、ヌリアちゃん」


 午前中に仮説熱力学かせつねつりきがくの授業を終え、昼休み。

 学校の大食堂で昼食を食べていると、かいの席、アーシェのとなりすわっていたリトラがそう言って、私の横に腰掛こしかけているヌリアを興味深きょうみぶかげに見つめます。


 すると、そんなリトラへ自慢じまんするかのように、南国なんごくめいた花柄はながらふくせたくまの人形・ウルスを自身じしんひざの上からテーブルの上に移動いどうさせるヌリア。

 お母さん、貴女あなたの作った人形とその服は、こうしてヌリアが学校中に広めてくれてますよ……。って、どうしたんです、アーシェ? 急に目をかがやかせて?


 さておき、魔術学校祭まじゅつがっこうさいまであと十三日、昼食が終わったら、また研究発表会けんきゅうはっぴょうかいの練習を頑張らないと!


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