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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生後期(前半)

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950/966

950日目:ちょっと浮かれていただけですって!

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・馬人ばじんの月第五日・属性(水)・天気:雨


「ティコ? 大丈夫? もう、いつもの貴女あなたに戻ってる?」


 朝、学生寮がくせいりょうの食堂で朝食を食べていると、対面たいめんせきすわったアーシェがそう言って心配しながらも、どこかいぶかしげな視線でこちらを見つめてきます。

 なんでも、アーシェによると昨日、属性魔術ぞくせいまじゅつ実技実習じつぎじっしゅうけたあと、最終的にりょう消灯時間しょうとうじかんあたりまで、私の言動げんどう普段ふだんくらべて異常いじょうに明るかったんだとか……。

 

 う~ん? 確かに、実技実習中に気分が高揚こうようしていた自覚じかくはありますけど……。

 まぁ、でも、きっと大丈夫ですよ! ここ数日、例の夢もまったく見ていませんし!

 

 安心してください、アーシェ。変化したティコの魔導杖まどうじょうはじめて使ったから、それでちょっとかれていただけです……多分たぶん

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