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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生後期(前半)

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940/965

940日目:とりあえず、今は秘密です!

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・星蠍ほしさそりの月第二十六日・属性(炎)・天気:晴れ


「ねぇ、ティコ? 最近、森のおくでなにしてるの?」


 午前中に仮説熱力学かせつねつりきがくの授業を終え、昼休み。

 学校の大食堂だいしょくどうで昼食を食べていると、かいの席に座ったアーシェがそう言っていぶかしげにこちらを見つめてきます。


 んんっ……だ、大丈夫。アーシェの様子からして、まだ練習のことはバレていないはずです。なので、まずはいて、口のなかの食べ物を飲み込みましょう……。

 そうして、平静へいせいよそおいつつ、そのあいだあわてて考えた、森では薬草やくそう採取さいしゅをしているという、もっともらしい答えを口にします。


 本当のことをつたえたら、アーシェは色々と心配しそうですからね……。夢の問題が解決するまで、練習についてもだまっておかないと……。


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