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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生後期(前半)

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937/971

937日目:この感覚は、憶えておかないと!

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・星蠍ほしさそりの月第二十三日・属性(闇)・天気:晴れ


 放課後ですが、今日は魔導杖まどうじょう演舞会えんぶかいの見学には行かず、学生寮がくせいりょう裏手うらてにある森で、夢のなかの例の動きを思い出しながら、ひとりでその練習をしています。

 色々と教えてくれたルチア先輩には悪いですけど、これ以上、魔導杖演舞会にかかわると本当に入部させられそうですからね! こういうのはぎわ肝心かんじんです!


 しかし、こうして誰もいないしずかな森のなかで、ひとりティコの魔導杖まどうじょうを黙々とまわしていると、まるで杖が自分の身体からだの一部になったかのような不思議な感じがしてきます。

 ふふっ、なんだか今なら、夢のなかでも杖をくだくことなく、自由自在じゆうじざいあつかえるような気がしますね。


 うん……この感覚かんかく、絶対に忘れずにおぼえておかないと!

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