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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生後期(前半)

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934/965

934日目:その部活の名は――。

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・星蠍ほしさそりの月第二十日・属性(風)・天気:晴れ


「ねぇ! さっきから随分ずいぶん熱心ねっしんに見てるけど、もしかして入部希望者にゅうぶきぼうしゃ?」


 放課後、第一屋外運動場だいいちおくがいうんどうじょう

 部活ぶかつのなかに魔導杖まどうじょう演舞会えんぶかいというものがあると知り、夢のアレの参考さんこうになればと、その練習を運動場のはし観察かんさつしていたんですが……。

 わり目立めだっていたのか、部活生ぶかつせいたちに指示しじを出していた金髪きんぱつの女子生徒が、練習をしている彼らの動きをわざわざ一旦いったんめ、そう言ってこちらに笑顔で近づいてきます!

 

 これは不味まずいと直感的ちょっかんてきに判断し、あわてて首をよこると、「ずかしがらなくても大丈夫! うちは初心者しょしんしゃ大歓迎だいかんげいだし!」と私の思いとはぎゃくに声をはずませる金髪の女子生徒。

 待って! うでつかまないで! 私、本当に入部希望者じゃないんですよ!

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