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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生後期(前半)

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930/969

930日目:食事時に考え事をしたらダメですね……。

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・星蠍ほしさそりの月第十六日・属性(闇)・天気:晴れ


「ティコ? ティコってば! 話ちゃんと聞いてる?」


 午前中に魔導具整備製作まどうぐせいびせいさくⅡの授業を終え、昼休み。

 学校の大食堂だいしょくどうで昼食を食べていると、かいの席に座っていたアーシェが突然とつぜん、その声を大きくし、不機嫌ふきげんそうにこちらを見つめてきます。


 うん? なんですか? いったいどうしたんです、急に? えっと、このおかずをあげるから、機嫌をなおしてください。ほら、あーん。

 そうして、目の前に突き匙(フォーク)した肉団子にくだんごすと、アーシェは驚いた表情を浮かべ、微妙びみょう戸惑とまどった様子で、それをパクッと口にします。


 例の夢について考えていたせいで、アーシェの話はほとんど聞いていませんでしたけど、これでどうやら大丈夫そうですね……。

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