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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生後期(前半)

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899/965

899日目:早く自由の身になりたいです……。

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・天秤てんびんの月第十五日・属性(風)・天気:晴れ


 放課後、ロイン先生にされ職員室へ行くと、「すまない! 先生の配慮不足はいりょぶそくだった……」と物凄ものすごいきおいで頭を下げられ、一組ひとくみの黒い手袋てぶくろ手渡てわたされました。

 なんでも、これなら両手のこうかぶ例の魔術陣まじゅつじんを問題なくかくせるそうです。

 

 聞けば、私のうわさが色々と耳に入ったらしく、大慌おおあわてで用意よういしてくれたとか……。

 はぁ~、数年に一度ぐらいしか使う機会きかいがないから、普通の手袋などでは魔術陣を隠せないことを完全に失念しつねんしていたって、先生……。

 

 しかし、この手袋……魔術陣を隠せるとはいえ、意外いがい厚手あつでなせいで、まだまだあつい今の時期にはわりとツラいものがありますね。

 うぅ……早く封印ふういんから解放かいほうされて、自由の身になりたいです!

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