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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生夏休み

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870/971

870日目:一旦、作戦会議を開くべきでは?

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・聖女せいじょの月第十七日・属性(炎)・天気:晴れ


 朝食後、おじいさんの「ここはいつから学生の遊び場になったのやら……」という嫌味いやみ台詞せりふ見送みおくられつつ、私たちはついに遺跡いせきへと足をれました。


 そうして、岩をけずってつくられた遺跡内いせきないを歩くこと数十分。

 調査ちょうさ許可きょかされた区画くかく四隅よすみりゅう精緻せいち彫刻ちょうこくほどこされた巨大な石柱せきちゅうがある以外は他になにもない広間ひろま到着とうちゃくしました。


 すると、ヌリアは「記憶通りです♪」なんてつぶやきながら、各柱かくはしら根元ねもとを手にしたティコの魔導杖まどうじょうで軽くたたいてまわります。

 次の瞬間しゅんかんまばゆい光とともに部屋の中央にあらわれる、地下へと続く螺旋階段らせんかいだん。うん……こんな説明は一度もけてませんよ、ヌリア?


 レイ王子、これは一旦いったん拠点きょてんもどって作戦会議を開くべきでは?


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