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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生夏休み

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855/966

855日目:別に拗ねてませんし!

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・聖女せいじょの月第二日・属性(全)・天気:晴れ


「姉さん、そろそろねるのはやめて機嫌きげんなおしなよ。先輩たちもこまってるよ?」


 朝、飛翔艇ひしょうてい食堂しょくどうでヌリアと食事をしていると、朝食を手にかいの席に座ったカルド君が、苦笑くしょうしながらそんなことを言ってきます。

 むぅ……別に拗ねてませんし! ただ、ちょっと面白おもしろくないだけです。


 まったく、アーシェもエクレールの件を報告した次の日には、ネイトとの間で今回の話が色々とまとまっていたんなら、すぐに教えてくれてもいいじゃないですか……。

 まぁ、出発直前しゅっぱつちょくぜんに知らせたほうが、私が驚いて喜んでくれるかもしれない! という考えも分かりますけど……。


 って、なんですか、カルド君そのみょうやさしげな視線は? もう! どうして笑うんですか!


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