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846日目:あまり待たせないほうがいいかもしれませんね……。
八七代魔帝暦二四年・獅子の月第二十四日・属性(闇)・天気:晴れ
昼食後、アーシェから氷菓子を食べに商店街へ行こうと誘われたので、自室で支度をしていると、魔術便で送られてきた手紙がなんの前触れもなく机の上に現れます。
手紙を確認すると差出人はネイト。内容は遺跡の調査に協力してくれないか? という再度のお願いでした……。
う~ん……これは夕方にでもヌリアと対応を相談したほうがよさそうですね。
ヌリアの作戦も分かりますけど、なんだか文章的に割と急いでいる感じですし、あまり待たせすぎないほうがいい気がします……。
ちなみに、ネイトへの返事が終わり次第、この件はアーシェにも伝える予定です。
だって、黙ってエクレールへ行ったら、あとで絶対に怒られますからね!




