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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生前期

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830/967

830日目:アーシェは相変わらず変に鋭いですね……。

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・獅子ししの月第八日・属性(土)・天気:晴れ


「ティコ? 昨日の朝も顔色かおいろが悪かったけど、貴女あなたまたなにかみょうなことしてない?」


 朝、学生寮の食堂で例の頭痛にたええつつ朝食を食べていると、かいの席に座っているアーシェがそう言って心配そうにこちらを見つめてきます……。

 まったく、相変あいかわらず変にするどいですね……。とはいえ、本当のことを話したら、魔術師のミスラさん関係もふくめ、色々と不安にさせそうですし……。


 そうして、どう説明しようかなやんでいると、なにを思ったのか、アーシェが席からし、自身じしんひたいを私の額へと近づけてきます。

 ちょっ、待って! 待って! 大丈夫、大丈夫です! 熱なんてありませんから!

 

 はぁ~、なんだか余計よけいに頭が痛くなってきました……。

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