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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生前期

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83日目:私と彼らの違い。

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・巨蟹きょかいの月第二十二日・属性(闇)・天気:曇り


 今日も放課後の魔力制御訓練は休み、寮の自室で魔術師名鑑まじゅつしめいかんを読んでいます。

 本当、どうして私の魔術師名まじゅつしめいはティコになったんでしょう? 調べれば調べるほど、そこが分かりません……。


 先代の死後四百年、その間にもティコの名を継承するだけの実力や才能、適性を持った魔術師は何人もいたはずなんです。

 実際、魔術師名鑑にはそういった炎属性魔術師が数多く記されています。現在もとある国には『炎帝えんてい』という歴代のティコも呼ばれた二つ名を持つ騎士団長がいるんですよ?


 炎属性が嫌いで、あまつさえ超ハズレ枠とか思っている私より、よほどティコの名に相応しいと思うんですけど……。


 私と彼らの違いってなんなんでしょう?

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