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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生前期

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824/966

824日目:こっちも割と余裕はないんですよ?

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・獅子ししの月第二日・属性(水)・天気:雨


「待って、ティコ先輩! ちょっとだけ助けて!」


 午前中に甲種錬金術こうしゅれんきんじゅつ筆記ひっき実技試験じつぎしけん、午後から汎用魔術論はんようまじゅつろんの筆記試験を終えた放課後。

 明日の魔導具整備製作まどうぐせいびせいさくⅠは試験の出題範囲しゅつだいはんいが広いので、今日は自室で夕食を簡単にすませたあと、集中して復習にもうと思いながら学生寮に戻ってきたんですが……。

 

 談話室だんわしつの前をとおぎようとした瞬間しゅんかん、なにやら切羽詰せっぱつまった様子のルベルさんにガシッとうでつかまれました。

 そうして、そんな彼女がにするテーブルの上には、何冊もの教科書や参考書が所狭ところせましとひろげられていて……。

 

 はぁ~、しかたありません。こっちもわり余裕よゆうはありませんけど、少しだけ試験勉強に協力してあげましょう……。

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