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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生前期

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815/967

815日目:笑顔を浮かべ、足取り軽く去って行く……。

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・巨蟹きょかいの月第二十三日・属性(風)・天気:雨


「すみません! 俺、今日は欠席けっせきで!」


 仮説熱力学かせつねつりきがくの授業後、今週も前期末試験ぜんきまつしけん対策たいさくねた授業の放課後ほうかご復習会ふくしゅうかいにカルド君とハール君をさそったんですが……どうやら今回、ハール君は不参加ふさんかみたいです。

 

 なんでも、今日はクラスメイトと別の試験勉強をする約束をしているんだとか……。

 まぁ、そういう理由ならしかたないですね。仮説熱力学の勉強に集中しすぎて、他科目たかもく単位たんいあぶなくなってもいけませんし……。

 

 ただ、なぜでしょう? 「じゃあな、カルドん! 俺のぶんまで頑張ってくれ!」なんて言いながら笑顔をかべ、足取あしどかるって行くその姿が、みょうあやしく見えるのは……。

 ハール君、キミ……本当に試験勉強をするんですよね?


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