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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生前期

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797/970

797日目:ここは無難な仮面で……。

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・巨蟹きょかいの月第五日・属性(闇)・天気:雨


 昼休み、学生寮の談話室だんわしつに集まり、アーシェたちが昨日購入(こうにゅう)した仮面かめんを見せてもらっているんですが……今、私の前には二つのしなならべられています。

 一つは顔の上半分うえはんぶんかくうさぎした黒い仮面、もう一つは頭部全体とうぶぜんたいおおう白猫のかぶもの。この二つから好きなほうを選んでほしいそうなんですけど……う~ん。


 髪色かみいろを隠すなら猫ですが、ここは無難ぶなんに兎でしょうね。

 仮面お茶会には光属性学科ひかりぞくせいがっかの生徒も多く参加するといううわさですし、銀髪ぎんぱつさらしたほうが今回はぎゃく目立めだたない気がします……多分たぶん


 はぁ~、触媒しょくばいがもっと安価あんかなら汎用魔術はんようまじゅつ気軽きがるに髪をめられるんですけどね……。さておき、明日のお茶会が無事ぶじに終わるのを今はいのるばかりです。

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