表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生前期

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

79/965

79日目:ヌリアの問いかけ……。

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・巨蟹きょかいの月第十八日・属性(炎)・天気:雨


 放課後、魔力制御訓練の準備中にヌリアがみょうなことをたずねてきます。

 当代様とうだいさまはティコが、炎属性魔術がお嫌いですか? って、どうしました、急に?


 意図が分からずき返すとヌリアいわく、私の魔力制御力は本来、非常に高いそうです。だから、彼女の補助なしでもまともにあつかえるほど土属性魔術は上達し、短時間の練習で風と水の属性魔術も発動させることができたと……。

 そうして、真剣な眼差しのヌリアから再度問われます。


「当代様はティコが、炎属性魔術がお嫌いですか?」


 確かに、炎属性魔術は嫌いです。平和な現代では超ハズレ枠です!

 でも、それを口にした瞬間、なにかが終わる気がして、私は思わず言葉を飲み込みました……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ