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779日目:そんな誘惑には屈しません!
八七代魔帝暦二四年・双児の月第十八日・属性(炎)・天気:雨
放課後、職員室へ行き『特級霊媒水』の量産依頼を正式に断ってきました!
甲種錬金術の先生から、報酬を今の倍、場合によっては三倍出してもいいんだけど? なんて提案もされましたが、そんな誘惑に屈する私ではありません……ありませんよ?
しかし、先生が報酬を上げてまで手に入れようとするとか、『特級霊媒水』って本当に希少品なんですね。
まぁ、ミスラさんから聞いた話の内容を考えると、生成に進んで協力する高位の霊的存在も少ないでしょうし、市場にあまり出回らないのも無理はないのかもしれません。
さておき、これで『銀色の水』、『特級霊媒水』の件は一応全て終わったので、今後は資格試験の勉強に集中、集中です!




