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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生前期

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770/971

770日目:今日のミスラとミスラさんは少し変な気がします。

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・双児そうじの月第九日・属性(光)・天気:曇り


 午後、ヌリアと安楽椅子あんらくいすのミスラ、魔術師のミスラさんをれ、学校の裏手うらてにある小さな墓地ぼちへ。目的は数日前に捕獲ほかくした『彷徨さまよ幽光ゆうこう』の解放かいほうです。

 らえたままなのも可哀想かわいそうですからね。課題は一応終わったので、がしてあげないと……。



 しかし、天候てんこうの影響か今日は昼間ひるまでも墓地全体が随分ずいぶん薄暗うすぐらい感じがしますね……。

 周囲を見渡みわたしつつ、そんなことを考えていると突然とつぜん、安楽椅子のミスラが私の足を自身じしん肘掛ひじかけで器用きよう小突こづいてきます。

 

 なんでしょう? ここへどうしてもついてきたがったりと、今日のミスラとミスラさんは少し変な気がします。

 よし、墓地の様子もみょうですし、幽光ゆうこうを早く逃がして、いそいで部屋に帰りましょう!


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