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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
三年生前期

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733/969

733日目:この時期の新入生たちは初々しいですね!

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・金牛きんぎゅうの月第二日・属性(水)・天気:曇り


 午後、各属性学科かくぞくせいがっかの生徒会と担任の先生に引率いんそつされ、入学式と魔術師名継承式まじゅつしめいけいしょうしきを終えた新入生たちが、目をかがやかせながら学生寮へやって来ました。

 

 そんな彼らを、私たち在校生ざいこうせいは屋上や窓辺まどべ階上かいじょう回廊かいろう談話室だんわしつなど思い思いの場所でながめつつ、笑顔でむかれます。

 しかし、この時期の新入生たちは初々(ういうい)しいですね。その姿を見ていると、なんだかこっちまで楽しい気分になってくるから不思議です。


 そうして、しばらくの間、二階の回廊かいろうから眼下がんかとおぎていく新入生たちを眺めていると、隣にいたアーシェがスッと私の背後はいごまわり、なぜか急にきしめてきます。

 な、なんですか? もう! 新入生たちが注目してるから早くはなれてください!

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