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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
二年生春休み

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724/968

724日目:学生寮へ無事に戻ってきたんですが……。

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・銀羊ぎんようの月第二十四日・属性(風)・天気:晴れ


 夕方、魔術学校の学生寮へ無事に戻り、受付うけつけ寮監りょうかん帰寮届きりょうとどけを出していたら、どこからかけつけてきたアーシェにいきなり無言できしめられました。


 それに驚き思わず声を上げると、さわぎを耳にした生徒たちが、食堂や談話室だんわしつから興味深きょうみぶかげに顔をのぞかせます。

 アーシェ! 目立ってる! 目立ってるから! 寮監も、青春だー、とか言って優しげな微笑ほほえみを向けてこないでください!


 そうして、好奇こうきの視線にさらされつつ、あわてふためいていると、アーシェが「これは私を心配させたばつだから……」なんて耳元みみもとささやいてきます……。

 た、確かに急いでたので、帰省きせいすることは伝え忘れてましたけど! うぅ……お願いですから、早くはなれてください!

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