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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
二年生後期(後半)

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708/969

708日目:浄化の炎

 八七代魔帝暦(まていれき)二四年・銀羊ぎんようの月第八日・属性(全)・天気:晴れ


 むぅ……困りました。

 ロキア先輩から『浄化じょうかの炎』という、幽霊ゆうれいなどの霊的存在れいてきそんざいを攻撃するのに特化とっかした特殊とくしゅな炎属性魔術を修得しゅうとくするようにすすめられたんですが、どうしましょう?


 いわく、使つか契約けいやくは強化したものの、万が一の場合にそなえ、魔術師のミスラさんを力尽ちからづくでおさめるよう、たい霊的れいてき存在用そんざいようの攻撃魔術を一つはおぼえたほうがいいそうです。

 うん、理屈りくつは分かります。分かりますけど……。相手が霊的存在とはいえ、炎属性の攻撃魔術だなんて……。


 だって、理由は正しいのかもしれませんが、それはティコの炎をそうした目的に使ってしまうということです。

 その炎で、もうなにもきずつけたくはない、とティコは願っているのに……。


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