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67日目:リトラとネイト嬢……。
八十七代魔帝暦二二年・巨蟹の月第六日・属性(土)・天気:曇り
リトラと学内の大食堂で昼食を楽しんでいると、ネイト嬢に声をかけられました。相席してもいいかしら? って……。
正直断りたいものの、あとあと厄介な気がしたので観念して席を空けます。
その時、思わずため息がでたんですけど、ネイト嬢は気にした様子もなく微笑みながら腰を下ろします。
そんなやり取りを見ていたリトラに、二人は仲がいいんだね、って驚かれますが、勘違いしないでください。私が一方的に絡まれてるんですよ!
慌てて訂正しようとすると、貴女とも仲良くなりたいのだけど? と親友へ笑いかけるネイト嬢。もう! 本当になにを考えてるんですか、この人?
これは本気で話し合う必要がありますね! それも早急に!




