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644日目:絶対になにか言われる気がします……。
八十七代魔帝暦二四年・水瓶の月第四日・属性(光)・天気:晴れ
うぅ……昨日から色々と考えてるんですが、いい案が思い浮かびません!
というのも、操夢術を使って夢のなかで魔術師のミスラさんに確認したところ、初級降霊術の個別課題には予想通り彼女と安楽椅子のミスラが関わってたんです!
しかし、これをユリン先生にどう報告すればいいんでしょう?
だって、この個別課題は安楽椅子のミスラと魔術師のミスラさんに関係する霊的魔術の知識を得て、彼女たちを安全に調べるために課されたものなんですよ?
なのに、それを当人たちに協力してもらって終わらせるとか、絶対に先生からなにか言われる気がします!
まさか、夢のことを黙って課題を提出するわけにもいきませんし、困りましたね。




