表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
二年生冬休み

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

643/970

643日目:寝ている合間に……。

 八十七代魔帝暦(まていれき)二四年・水瓶みずがめの月第三日・属性(闇)・天気:晴れ


 えっと……いったいどういうことでしょう?


 昨日の夜、三十人の私が初級降霊術しょきゅうこうれいじゅつの個別課題に取り組むというみょうな夢を見たんですが……朝、目を覚ますと実際にそれらがすべて終わってるんです! なにこれこわい!

 いや、もう本当に意味が分かりません! ただ、現実問題として机の上には、筆跡的ひっせきてきに私が書いたであろう課題図書十七冊分の要約ようやくっているわけで……。


 そうして、不可解ふかかいとおし、もはや怪現象かいげんしょうというべき状況に困惑こんわくしていると、部屋の片隅かたすみ安楽椅子あんらくいすのミスラがキーコキーコとわざとらしく音を立ててれ動きます。

 もしかして、これはミスラとミスラさんの仕業しわざですか? はぁ~、ちょっと今から話をしましょうか、貴女あなたたち?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ