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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生前期

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62日目:あの娘に絡まれた結果……。

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・巨蟹きょかいの月第一日・属性(闇)・天気:晴れ


 巨蟹の月になりました。魔術学校のクラス分けから早二ヶ月。あの時は今のような学校生活になるなんて思いもしませんでしたね。


 今日だって魔術的人工生物学まじゅてきじんこうせいぶつがくⅠの授業で金髪縦きんぱつたてロールから絡まれますし……。

 彼女、普段と違って私の隣に座ると、授業中に紙切れを渡してくるんです。

 そして、そこには『先週末はどちらに?』の一文。これはなにか疑われてますね……。廊下などで接触してこなかったのは目立つのを避けるためですか?


 返事に悩んでいると、新たに紙切れがもう一枚。

『明日、私の部屋でお茶会をしましょう?』って……驚いて金髪縦ロールを見ると、逃がさないぞ、とでも言うような笑顔が!

 

 うぅ……さよなら、私の休日。

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