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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
二年生後期(前半)

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559/971

559日目:誰に頼みましょう?

 八十七代魔帝暦(まていれき)二三年・星蠍ほしさそりの月第十一日・属性(闇)・天気:晴れ

 

 昼食後、職員室へ行き、シイア先生に例の人員補充じんいんほじゅうについて相談してきました!

 本当は昨日の放課後に話し合うつもりだったんですけどね。マジケット大会の練習で忙しいからとことわられ、この時間になりました。先生、マジケットを愛しすぎでは?


 さておき、そうして色々と議論した結果、炎属性学科一年生たちにおこなっている属性魔術の実技実習、その指導人員しどうじんいん補充ほじゅうですが、無事に増員が決定しました!

 ちなみに、人員の選定せんていは私がすることになったんですけど、誰に頼むべきでしょう? わりと難しい問題です。

 

 しかし、シイア先生? 「これで私はもっとマジケットに集中できますね!」って喜ぶのは、なんか絶対に間違ってますからね!

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