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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生前期

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54日目:いつもと違う実技実習……。

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・双児そうじの月第二十四日・属性(水)・天気:雨


 王子も金髪縦きんぱつたてロールみたいな可愛かわいが近くにいるのに、どうして私に関わるんでしょう? 

 騎士団と同じで魔術適性まじゅつてきせいが目当てなら話は簡単に終わるんですけどね。今の状況だと周囲から誤解を受け続けるのでどうにかしてほしいです。


 さておき、今日は属性魔術の実技実習だったんですが、他の生徒がいつもの練習をするなか、ロイン先生は私にだけ大量の蝋燭ろうそくを渡すと、それに火をともすように指示してきます。

 ただし、一本灯したら次は二本同時、その次は四本と倍々に数を増やし、最終的には蝋燭を灰にすることなく八千本近いそれに同時に火を灯せるようになれって……。


 まさかの魔力制御訓練まりょくせいぎょくんれん! けど……一本でも難しいですよ、これ!

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