表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
一年生前期

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

53/966

53日目:私はなにも気にしてません!

 八十七代魔帝暦(まていれき)二二年・双児そうじの月第二十三日・属性(土)・天気:曇り


 魔術史まじゅつしⅠ、地脈学ちみゃくがくⅠ、数秘学基礎すうひがくきそなど午前中の授業を終えて昼休み。

 ヌリアと一緒にリトラが待つ大食堂へ向かっていると、途中で金髪王子の一行と擦れ違いました。


 十人ほどの生徒を引き連れ談笑しながら歩く王子。そうして、そんな彼の横には昨日の金髪縦きんぱつたてロールの姿が……。へぇ~、随分と親しげじゃないですか。

 なるほど、彼女からすると私は王子にまとわりつく悪い虫なんでしょうね……まぁ、酷い誤解ですけど。なんですか、ヌリア? 別に怒ってませんよ?


 しかし、大食堂に着くとリトラも私の顔を見るなり、なにかあったの? と心配そうに尋ねてきます。

 もう! 二人ともいい加減にしてください。私はなにも気にしてません!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ