表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
二年生夏休み

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

506/978

506日目:今日も地下書庫へ避難です!

 八十七代魔帝暦(まていれき)二三年・聖女せいじょの月第十九日・属性(炎)・天気:曇り


 例の工事による騒音そうおんが想像以上にひどいので、今日も朝からヌリアと安楽椅子あんらくいすのミスラを連れ、第三図書館の地下書庫へ避難ひなんしています。


 そうして、円筒水路えんとうすいろない悠々(ゆうゆう)と泳ぐシーミーの様子を時折ときおりうかがいつつ、『魔導司書見習まどうししょみならい』の資格試験に向けた勉強を黙々(もくもく)と続けていたら、そこにアーシェがたずねてきました。

 意外な客人に驚いていると、彼女は「夏祭りの三馬鹿男子さんばかだんしが探してたわよ」なんてつぶやきながら、私が持ち込んだ簡易かんいベッドや携帯用茶道具けいたいようちゃどうぐ興味深きょうみぶかそうに見つめてきます。


 うん……ちょっとくわしい話を聞かせてもらっていいですか? ほら、お茶とお菓子もありますし、座って座って! あっ! でも、その安楽椅子はダメですよ! 絶対に!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ