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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
二年生夏休み

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494/971

494日目:少しは認めてあげてもいい気がしますね。

 八十七代魔帝暦二三年・聖女の月第七日・属性(土)・天気:晴れ


 昼食後、第五屋外運動場へ向かうと、今日も未来の騎士団長様きしだんちょうさまひとりで黙々(もくもく)魔力制御訓練まりょくせいぎょくんれんんでいました。

 ふふっ、相変あいかわらず私に気がついても視線を向けるだけで、挨拶あいさつすらありませんけど、ひたいに汗して頑張る姿を見ると、少しはみとめてあげてもいい気がしますね。


 そんなことを思いながら、しばらく訓練を見守みまもっていたんですが、やっぱり私の見様見真似みようみまねでは、あまり上達できないみたいです。

 前回よりも少しマシになってはいるものの、どうしても五十本以上の蝋燭ろうそくへ同時に火をともすという、この課題における最初の壁を突破とっぱできずにいます……。


 う~ん……これは多少たしょう強引ごういんにでも手をしてあげたほうがいいかもしれませんね。


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